6月16日〜25日までフランスに行ってきました。
今回はVINEXPO(ボルドーで行われるワイン博)が目的。
6月23日

朝イチのアポイントは10:15にポメリー社。ランスへ向かいます。
ランス大聖堂に立ち寄り、微笑みの天使像や裏正面のシャガールのキリストの昇天を描いた青のステンドグラスを見学。


プレゾントワールという、シャンパンのキャップトップを飾る額をお買い上げ〜♪
これを買うために、日本からパッキンとガムテープ持参しました。
今まで何度か購入しているけれど、袋にガサッと入れてくれるだけなんだもの・・・。

ポメリーではウミノ・ファニーさんが日本語でアテンドしてくださいました。
かの有名な地下セラーへ。幻想的な世界が始まります。
ポメリーでは芸術家を支援していて、地下セラー内が美術館です。
アバンギャルドの世界なので、ちょっとビックリなホラー映画を思わせる作品もあったり!


シャンパーニュの説明より、次から次に出現する作品群に大騒ぎです。
芸術作品は沢山あるので説明は割愛させて頂きますm(_ _)m

試飲したアイテムは

  

@ サマータイム ブラン・ド・ブラン
   シャルドネ100%。スッキリとした夏限定シャンパン。よーく冷やして、キリッとフレッシュ感を楽しんでいただくタイプです。
   
A ’96 ブリュット・ミレジメ
   7つのグラン・クリュより、シャルドネ、ピノ・ノワール50%ずつ。4年以上の熟成期間を経て、優良年のみ生産されます。
   96年はシャンパーニュにとって恵まれた年であった。果実、酸、泡の溶け込み方も素晴らしいシャンパーニュ。

B フォール・タイム
   シャルドネ100%。エクストラ・ドライ。
   サマータイムと同じくシャルドネ100%ですが、こちらの方が柔らかくエレガント。とてもバランスの良いシャンパーニュです。
   ちなみにこれは、試飲コースが終わってから、別に試飲させて頂きました。

14:00 アンリ・ビリオ
マダム、レティチア・ビリオに出迎えて頂く。


思ったより移動に時間がかかり、電話を入れながら急ぎました!
素敵な笑顔で出迎えて頂きました。
マダムはお腹に赤ちゃんがいらっしゃるので香りだけチェックしながら、ご説明頂きました。

アンボネ・グランクリュに4.9ヘクタール所有、南向きの斜面。75%シャルドネ、25%ピノ・ノワール。
主にイギリスに向け販売されている。
50%レゼルヴ・ワインを使用する。

@ NV グラン・クリュ アンボネ キュヴェ トラディション
   2002年3月4日にデゴルジュ。  
   フレッシュ、気泡はきめ細かく繊細。華やかで白い花のフローラルさが際立つ。

   アフターの酸の切れも美しい。

A NV グラン・クリュ アンボネ ロゼ
   小さな赤い果実。クロゼイユ、フランボワーズ、柔らかな気泡に包まれる感じ。

   アフターもリッチ。
B 2002 ミレジメ
   よりクリーミーな溶け込んだ気泡。チョーク、ミネラル、華やかさを伴って酸は目立たずエレガント。
   女性的なシャンパーニュ。   

一時間と短い時間でしたが、快く受け入れて頂けて有難かったです。
2002年は今後、益々楽しみなヴィンテージです。

17:00 ディアボロ・ヴァロワ
ムッシュー・ジャック・ディアボロに迎えて頂きました。
シャルドネの畑で100%グラン・クリュは5つ。その一つのクラマン村にこのメゾンはあります。
南向きの斜面から産される果実からはエレガントなシャンパーニュが生み出されるのです。
今回は、日本未入荷のキュヴェを試飲させて頂きました。


@ ’02 ブラン・ド・ブラン

   白い花、ミネラル、火打ち石、華やかで気泡は細かくなめらか。
   酸がきれいで、クリーミーなアフター。
   来年リリース予定で、53樽、14000本。      
   1943年から所有の畑。

A ’97 ブラン・ド・ブラン

   気泡はきめ細かく、液体に溶け込んでいる。火打ち石の香りがより強く、アロマティック。
   丸みのある、柔らかな味わい。アフター長い。

ブルゴーニュ、シャンパーニュでも、本当に温かく迎えてくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございます。
また、再訪出来ますように。。。
とっても大きな笑顔に見送られながら、エペルネ駅へと急ぎます。


レンタカーを返却。のはずなのに、言われていた駅舎の窓口が閉まっている。
試行錯誤し、駅員さん発見!鍵を渡して、ホッと一息いれます。

エペルネからパリまで、国鉄で約1時間半。
大きなスーツケースをヨロヨロ、ゴロゴロ運びながらパリに到着。

この日は土曜日。
アテにしていたビストロが、ラストオーダー終了。
勘を頼りに、昔住んでいたメトロのBourse駅近くのブラッスリーへ。
入れたっ(^^)
またしても、10時スタートのディナーです。
アペリティフにグラスでシャンパーニュ。
ワインは’04 アルザス・ピノ・ノワール、レオン・ベイエ

疲れた体に、優しいアルザス・ピノは癒されます。
何も言うこと無い、美味しい!
それに、ずーっと食べたかった、スープ・ド・ポワソンとタルタル・ステーキを食し大満足。


今にも目を瞑ってしまうというくらいな睡魔だったのに、ご飯食べたら元気になっちゃった♪

もう、夜の12時を過ぎているのにね・・・(^^;)
でも、この日はちゃんとホテルに帰ってパッキング。
  
 
Topice